小早川伸木の恋

毎週木曜日に放送されていた『小早川伸木の恋』というドラマが、

3/23に終了しました。

第一回目の放送を見たときに、演出が派手すぎる部分があったので、

定期的に見ることはありませんでした。

それでも、他に同時間帯で面白い番組が無かったことや、

片瀬那奈がすごくキレイだったこともあり、

ちょくちょく見ていました。

 

ほのぼのとしたタイトルとは裏腹に、

夫婦そろって不倫していたり、

奥さんが過剰なヒステリーだったりと、

昼ドラ並みの“ありえない”内容でした。

私も何度か「そんなことあらへんやろ~」(大木こだま風)

とつぶやきました。

とはいえ、柴門ふみさんが原作を書いているだけあって、

主旨のしっかりした良いドラマだったと思います。

特に最終回での離婚調停シーンは

夫の罪、妻の罪、親の罪を問題提起していて、

とても内容が濃いものでした。

視聴率が低くて、日本全国の1割程度の人しか

見ていなかったのが残念です。

たぶん3ヶ月後くらいに午後3時の枠で再放送されると思うので、

そのときに改めて評価してもらえるのではないでしょうか?

 

このドラマが不人気だったひとつの原因はタイトルにあると思います。

原作そのままのタイトルがついていますが、

漫画とテレビドラマでは、

読者(視聴者)が受けるイメージが異なると思います。

週刊誌の漫画であれば、毎週数十ページしか進まないので、

多少あいまいなタイトルでも読者は受け入れてくれます。

しかし、テレビドラマは一週間で1時間も放送し、

漫画で何年も連載しているものを3ヶ月で終了させます。

ある程度ストレートに伝えないと、

視聴者の心の準備が追いつかないと思います。

『小早川伸木の恋』といわれると、

爽やかな恋をイメージしてしまうので、

離婚で争うような内容は想像しませんでした。

ドラマを見て、「何か予想した内容と違うな」と感じた方も多いと思います。

結果的に物語の中心が夫婦や家族だったので、

タイトルの「恋」は変えたほうが良かったと思います。

ドラマの演出も原作に似すぎていたような気がします。

原作者の意図が伝わるように、

もっと話をテレビ用に作り変えても良かったのでは?と感じています。

 

私自身、執筆したときに重ねて注意されたことは

「この内容で読者が理解できると思いますか?」ということです。

私たちは、状況や媒体に応じて表現方法を工夫しなければなりません。

どんなにすばらしい意見や内容であっても、

相手に伝わらなければ「変な意見」になってしまうからです。

 

「自分の『真意』を伝えるために工夫すること」

まだまだ下手ですが、私は努力し続けていきたいと思います。

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