イタリア優勝
皆さん既にご存知のとおり、W杯でイタリアが優勝しました。
(念のため申し添えますが、私は深夜番組の『Wカップ特集』を
エッチな番組と勘違いするほどサッカーの素人です)
ヨーロッパで開催された大会だから
ヨーロッパ勢が勝ち上がった、かのように言われていますが、
私はそうは思いません。
今回はサッカーの進化(特にディフェンス)を顕著に示す大会となったため、
個人技中心の南米勢をシステムに勝るヨーロッパ勢が駆逐したと感じています。
優勝したイタリアのサッカーは、
近年皮肉交じりに「強いけど機械的過ぎる、つまらない」
と評価されることがあります。
南米勢と共に、欧米の中でも個性的なプレーをするスペインが早々に敗退した点で、
今回のW杯は大変特徴的だったように思います。
スポーツが進化するほど、ディフェンスの重要性が増してきます。
野球のワールドカップと呼ばれたWBCでも守備力や投手力が重要視され、
総合格闘技の世界においてもディフェンス技術がめまぐるしく向上しています。
結果として、トップレベルのサッカーや野球の試合では加点する場面が少なくなり、
また格闘技の試合でもKO決着が減り、判定で決まる試合が多くなりました。
これらは、玄人目には面白いと評価されますが、
一般的な観客を魅了する場面を減らしてしまいます。
W杯サッカーは各国の勝敗を決するためにあるので、
面白いサッカーを見たければ少林サッカーかキャプテン翼でもみてくれ、
と言われてしまうかもしれませんが、
毎回”芸術的なプレー”と呼ばれる場面が
予選リーグや決勝リーグ緒戦にしか出てこないのは残念です。
決勝戦でヘッドバット(頭以外の部位にヘッドバットをするのは大木金太郎以来です)
を食らわしたジダンが話題となっていますが、
あまりにもイタリアの守備が堅すぎて、
イライラがつのっていたのではないでしょうか?
これから数年は、イタリアのような“つまらない”サッカーが
際立つ時代になると予想しています。
しかし、完成されたシステムを壊す個人技をみせることが、
アルゼンチンやブラジルの使命だと思います。
また、そこに割ってはいるべきなのが大和魂サムライジャパンです!
4年後、南アフリカでさらに進化したサッカーの姿を
日本にもみせてほしいです。
蹴るだけ、の単純なスポーツが複雑に進化を繰り返していく、
それこそがサッカー、W杯の魅力なんだと思います。
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