金利がアップ

先週、東京三菱UFJ銀行が預金金利を上げることを発表しました。

本日、追随してその他の銀行も預金金利を上げる、と発表しています。

それでも0.5%以下の金利がほとんどですから、

まだまだ「利息が増えた」と実感するほどではありません。

 

銀行の預金金利が低い責任は日本銀行にあります。

日本銀行は「銀行の銀行」と呼ばれ、

民間の銀行へお金を貸しています。

民間の銀行は、日本銀行から借りてきたお金や

我々一般人が預けたお金を運用して儲けています。

民間銀行にとってはどちらも借金です。

一般人の預金に対して利息を払うように、

日本銀行にも利息を払うのが通常ですが、

太っ腹なことに現在、日本銀行はほぼ利息無しで

民間銀行へお金を貸しています。

このことを『ゼロ金利政策』と言います。

日本銀行が利息なしで貸してくれるんだから、

利息払ってまで一般人からお金借りることないじゃん!

というのが民間銀行のホンネかと思われます。

しかし、世間の人々が「大きな銀行、良い銀行」と

判断する材料に、「一般の人、企業の預貯金残高」があります。

ある程度、一般人からの貯金を確保しておかないと

「小さい銀行、アブナイ銀行」とレッテルを貼られかねません。

また、日本銀行も気まぐれに日本の将来を考えて

民間銀行への貸出金利(←公定歩合と言います)を上げることがあります。

そんな不意の事態に備えるためにも、

我々一般人からの預金を確保しておく必要があります。

一般人に払う利息は、民間銀行自身の都合で決めることができますから。

 

銀行による雪崩式の預金金利上げにより、

改めて三菱東京UFJ銀行の優位性が浮き彫りとなりました。

緊急性のない預金金利上げをいち早く行えるだけ、

企業としての余力があることを見せつけたとも言えます。

その他の銀行は「三菱がやったか。仕方ない、ウチも上げるか」

というのが正直なところでしょう。

 

かつてファーストフード業界では、

規模のメリットを生かしたマクドナルドを中心として

値下げ競争が展開されました。

そのおかげでハンバーガーや牛丼をお手軽に

食べられるようになりました。

これから銀行業界でも、メガバンクを中心とした

預金金利上げ競争が行われることを期待したいと思います。

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